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執行委員長からみなさんへ

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岡田 有理

執行委員長

 奈良教組は日教組の旗の下、一人ひとりの子どもの「尊厳」「いのち」が真に守られた未来を創ること、そういう未来がやってくることを常に願っています。そして、子どもを愛し子どもとともに歩み、子どもの幸福を追求する教育活動を展開する組合員のみなさんの熱い思いに固く連帯することを今年もお約束いたします。

 

この数年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により学校現場にとって経験したことのない、大変な局面を迎えています。2019年度末の約3か月の休校期間はもちろん、学校再開後も、行動規制や行事の縮小・中止、毎日の消毒作業など、さまざまな対応をしていただいたことと思います。また、生活リズムの変化による子どもたちの心のケアにもずいぶん時間を費やしていただいたことでしょう。日本各地で感染についてのニュースが今でも連日流れる中、これまで感染をされた方やそのご家族、また医療従事者の方などに対する「いじめ」や「差別」など心が痛むことがあちらこちらで起こってしまっていることは大変残念でなりません。誤った知識からくる偏見によって子どもたちに下を向かせるようなことがあってはいけません。私たちが「それはおかしい」と気づくしっかりとした感覚を持ち、日々子どもと接することが大切かと思います。

 

 2020年、奈良教組は結成30周年を迎えました。私たち奈良教組は、日教組とともに子どもたちにゆたかな学びが保障され、働くことを通じてゆたかな生活が実現できることを求めてきました。結成当初から大切にされてきた「教育と子ども、そしてなかまを大切にする」という原点を受け継ぎ根底に据えつつ、時代に合わせた形で今後もしっかりと運動を展開してまいります。コロナ禍ではありますが目の前の子どもたち一人ひとりを大切にする、という私たちが大切にしてきた同和教育・人権教育の「思い」と「手法」をもってこれまで通りしっかり子どもたちと向き合っていきましょう。

 また、憲法の根幹である国民主権、基本的人権の尊重、平和主義が時の政権により改悪させられないように運動をより強化していかなければなりません。なかまとの連帯の輪を拡大し、平和・人権・環境・共生を尊重する運動を推進していきましょう。

 子どもたちや私たち教職員にとって大変厳しい時代ではありますが、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、ともに力を合わせて、子どもとともに夢が語り合えるような運動を推し進めましょう。

専従役員の紹介

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​安田 勝徳

書記次長

奈良教組は、子どもと教職員のよりよい教育現場の実現をめざし、「自分さえよければそれでいい」という働き方を選ばない教職員のなかまたちが主体的に集まる職員団体です。奈良の教育に誇りをもちつつ、子どもたちと向き合うみなさんを全力で応援します!

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髙山 義秀

書記長

子どもと教職員が笑顔で暮らせるように、学校現場とは異なる面からのアプローチができるのが職員団体の良さだと思います。もっともっとたくさんの人が集まってみんなで課題を解決する。自分のためだけでなくて、ほかの誰かのためにも、ともに頑張りましょう☆

お問い合わせ

奈良教職員組合

教職員組合 | JTU

奈良県奈良市大安寺5-12-16

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